Lee JAPANが出した中で一番最初の11MJZ。これより前にABAHOUSEのコラボレーションの11MJZがありますが、アーカイブシリーズ?としてはこれが最初になります。最近ではこのモデルのマイナーチェンジされたLot.9611があります。どちらも非常に人気でネット上ではどこも売り切れですね。やはりWRANGLERの中で一番人気のジャケットだけはあります。さて、このジャケットは自分も気に入ってたのですが、去年の暮れぐらいにアクシデントが発生!!!洗濯後、裏返しにして袖のスナップボタンをポチっとはずしたら、なんとボタンがポロっと...。
エエェェ(´д`)ェェエエ工 嘘だろ〜(泣)
( ´・ω・`)ションボリ
逆側の袖もか!?と...ゆっくり外してみたら、これまたポロっと...(-_-;)
スナップボタン(オス)の突起部分が折れている...。裏側のお皿はスナップボタン(メス)にくっついたまま。
ポケット....同じくご臨終です。(-人-)ナムナム
3つとも見事に綺麗さっぱりポロっと取れてしまいました。最近のエドウィン商事の商品は中国製が多いとは言え、完成度が高いと感じてたんですが、こんな事もあるんだなぁと途方に暮れてました...。考えられる原因は以下の2点。
●お風呂のぬるま湯で長時間漬けておいた。夜から朝方まで。
●真冬だったので、外に出して乾かした時の温度差で、スナップボタンの真鍮が伸縮。
見た目は何ともないですが、こんなの古着屋などに持って行っても買い叩かれるだけだしなぁ...リペア屋さんに持って行っても一個に付き1000円とか取られそうな気もするし...。
よし!自分でやってみよう(`・ω・´)シャキーン
と言うことで、初心者なりに道具を揃えてみました。渋谷東急ハンズと近所のダイソーで。
●トンカチ ¥150
●打ち棒 ¥1102
●台座 ¥420
●スナップボタン(真鍮) ¥315
●千枚通し(家にあった)
総額¥1987
10個入り。メス部分は問題ないので、いらないんだけどセットだからしょうがない。
スナップボタン(オス)の裏側は無印で付いてたものになるべく近いものを。他にも何種類か素材の違うもの、形の違うものがありました。
突起部はこんな感じ。
こちらは前にこんな事もあろうかと、たまたまストックしてあったお皿。最近のWRANGLERにも使われているPEKMEX?刻印入りのもの。
台座は大きめのを買いました。中央部がくぼんでます。
打ち棒が一番高かった。左側の突起部分にスナップボタンを当て、右側の平らな部分にトンカチで叩く。
【簡単な手順】
1.スナップボタン(オス)の突起部分を通すため、デニムに千枚通しで適当な穴を開ける。
あんまり開け過ぎるのも良くないが、結構大きめの穴じゃないと通らない。
2.スナップボタン(オス)をデニムにしっかり通す。
3.お皿を被せる。
4.スナップボタンの下に台座を敷く。
5.打ち棒をスナップボタンに当てがる。突起部を当てる。
6.気合を入れる。入れ過ぎ注意。
7.トンカチで2、3度叩く。
8.完成!!!
よし!!うまく打てた。というか、凄い簡単だ。
トンカチで叩いてどんな感じでくっつくのか、全然イメージ出来なかったんですが、突起部分が外側に開いてフックされるんですね。素晴らしい技術だ...。何も言わなきゃ、まったくバレない仕上がりに。
2回目はちょっと力み過ぎで、トンカチを叩き過ぎたので、お皿が窪んでしまいました。
ちょっと見栄えが悪いかな。
3回目のポケット部分のスナップボタンは失敗です。(-_-;)
写真だとわかり辛いですが、中の突起部分が中途半端に開けてます。一応くっついてるので、まぁ〜良しとしよう。
【総括】
同じ状態のジーンズなど所有してる人はやる価値あり。とても簡単な作業で時間もかかりません。今回は一番オーソドックスなやり方だったと思いますが、道具によってはもっと簡単で成功し易いものもあると思います。トンカチの代わりにペンチの様なもので挟むタイプもある。調べてみると、リペア屋さんでもスナップボタン取り付けは、¥500前後なのでそんなに料金かかりませんね。ですが、自分でりぺアすると愛着がグーンとアップします。この11MJZもますますかわいく見えてきました。スクラッチリベットがぶっ飛んだものも所有しているので、次回はそちらをレポりたいと思います。
( ´ー`)y―┛~~ ふぅ〜、良かった良かった...。