WEST RIDEがWAREHOUSEに別注した「WR11MWB」の紹介です。WEST RIDEの別注ものは数種類存在しますが、こちらは11MW(77MW)を意識したブーツカットになります。WRANGLERのレプリカはWAREHOUSE独自でリリースして欲しい気もしますが、バイカーズアイテム中心に展開しているWEST RIDEとの相性は非常に良いです。ディテールに関しては、さすがWAREHOUSEと言っていいでしょう。しいていうならば、ベースになる生地にWAREHOUSEの1001番の防縮加工デニムを使用しているため、当然右綾織りであるということでしょうか。やはりVINTAGE WRANGLERは左綾を占めていたため、できればWAREHOUSEのLot.1008あたりから引っ張ってくるのが理想ですね。その他の細かい仕様やシルエットは、VINTAGEに忠実ではないもののラングラーファンのツボを押さえまくってるので一押しの一品と言えます。個人的には数あるブーツカットの中で、「WR11MWB」の右に出るものはないと思えるくらい気に入ってます。この他にストレートタイプ、ピケ仕様、ウールタイプの別注が存在します。また別注?ものかわかりませんが、27MWタイプも多数ラインナップされてます。なぜか11MJ系のジャケットがないのが、残念なところです...。
WAREHOUSExWEST RIDE Lot.WR11MWB
2006年リリース? ¥18690
このブーツカットで注意しなければいけないことがあります。股上がかなり浅いため通常のサイズより2〜3サイズアップで穿かなければいけません。自分はだいたい29〜30インチですが、これにかぎっては33インチが丁度良いです。購入の際は必ず試着した方がいいです。ポケットの位置、大きさ(長さ)、股上のバランスは絶品です。
とても綺麗なシルエットです。
ポケットはやや上に付けられ、長細さを強調した大きさでWRANGLERらしさが出てます。
内巻きWのロープWEST RIDE文字。WAREHOUSEならではです。さりげなく「AUTHENTIC BIKER WEAR」となってます。
オフセットセンターループもしっかりカバー。
股上が浅いので、フロントボタンは3つしかありません。
トップボタンはWAREHOUSEの刻印入りで既存のパーツが使用されてます。
腰元にはWEST RIDEのタグが縫い付けられています。
コインポケットには耳はありません。入り口はチェーンステッチ仕様でした。
サイドシームに耳はなく、ロック生地の脇割り縫いとなってます。できれば巻き縫いの方が良かったかな..。
ストレートタイプはBLOOPERSさんのブログ「Wrangler Fan!BLOOPERSブログ版」に掲載されてます。